ARM9 (1)2009年08月03日 20時11分27秒

今 ARM9 の CPU を探している。
たくさんありすぎて最新のチップがどれか分からない。
各社のホームページを見てもよくわからない。


ARMコアは次のようなものがあるようだ
ARM920T
ARM922T
ARM926EJ-S
ARM946E
ARM966E-S
ARM968E-S


必要な機能は
外部 16bit/32bit bus
SDRAM のサポート
CLOCK 200MHz ~ 400MHz 位


CPU を選ぶのがこんなに難しいとは思わなかった。

LEDナツメ球 (1)2009年08月03日 22時17分43秒

LDT-01D
今まで105円ショップで購入した LDT-01D を使っていた。
値段は納得いくのだが少し(ずいぶん)暗い。


そこで、近所の電気屋さんに LEDナツメ球を探しにいった。
LE3-OR を見つけて購入した。
2個入りで¥500なり。値段は約2.5倍
LE3-OR2P


まず、パッケージに書いてある仕様を比較してみる
LDT-01D 0.5W 1LED
LE3-OR  0.2W 3LED


LED が3個になったので明るくなる予感
でも、0.2W とはなぜ?


実際に点灯してみる... 同じく暗い


がっかり

LEDナツメ球 (2)2009年08月06日 20時12分17秒

LDT-01D 回路
購入したLEDナツメ球を分解してみた。
これがまたしっかりできていてちょっとやそっとでは外れない。


白色のカバーの部分を壊すつもりでやっと取れた。
LDT-01D ふたを取った
LEDが三つ付いている。


ここから先は簡単だ。半田付けしてあるところを溶かして取り出した。
LDT-01D 中身
中身はダイオードブリッジと抵抗、コンデンサ
写真はピンボケしている。
ターゲットが小さいとピントがなかなか合わない。


LED の Vf を見ると 1.77V 予想したより小さい。
高輝度タイプではないのかもしれない。
これを明るくしようとすればどうすればいいのだろうか?


単純に考えればR2を小さくすればよい。
まずは今現在何mA流れているか調べなくちゃ

LEDナツメ球 (3)2009年08月09日 20時32分19秒

LTSpice SwitcherCAD IV
電流がどれだけ流れているのか測定してみる。


あれ、どうやって測定しよう。
測定方法が分からない。


オシロで電圧を見ようと思ったが
過去の忌まわしい出来事を思い出してしまった。
そう、あれは何年か前のこと
理由は忘れたがAC100Vラインの波形をオシロで見てみようということになった。
とある工場の生産ライン、もちろんフル生産で稼動中
オシロのプローブをAC100Vに当てた途端ブレーカーが落ちてしまった。
「どーん」という大きな音と共にラインが完全停止!!
全ての工程を再稼動するのに4時間かかった。





さて...


そうだ、LTSpice SwitcherCAD III を使おう
立ち上げてみるといつの間にか表示が LTSpice SwitcherCAD IV になっている。
知らない間にバージョンアップしていた。


前置きが長くなったが R2 を小さくしてみる。
LED に流れる電流はピークで 20mA 、あまり変化がない。
もっと流しても良さそうだが、そのためにはコンデンサを大きくしなければならない。
でも、耐圧があって E12 の口金の中に入るものとなると...
これは難しい。
平滑するという手もあるがこの LED ナツメ球の場合、抵抗の位置が悪い。
このまま使うしかないのか?

LEDナツメ球 (4)2009年08月10日 21時09分14秒

LEDナツメ球
それでは 105円ショップバージョンはどうだ。
LED は1個だが明るさは LED 3 個のナツメ球と同等だ。


オリジナルの回路から改造して 4LED タイプにしよう。
でも、整流時に光らせるので能率は悪い。
4つ使っても 1.5 LED 相当か?
LEDナツメ球改 LED4


5LED にしても良いが1個だけ明るいのも気になる。
LEDナツメ球改 LED5


でも明るさ優先でこれにしよう。

LEDナツメ球 (5)2009年08月15日 20時33分27秒

LED BULB
別の105円ショップのLEDナツメ球を手に入れた。


発光色は二つあるが表示が分かりにくい。
結局分からなかったので二つとも買うはめになった。


電球色 赤と書いてあるのが赤で
何も書いてないのが橙(電球色)だった。


以前別の105円ショップで買った電球と同じで LED 1灯式だ。
でもこちらの方が明るい気がする。


ではさっそく分解してみよう。
一番難しいのは例のごとく乳白色のキャップを外すところだ。


...と思っていたがキャップの部分をラジペンでぎゅっと握るとパカという音と共に簡単に分離できた。
接着剤は使ってなくて、はめ込んであるだけのようだ。
改造を前提にするならこちらのほうが便利だ。


中を見てみると LED が1個とダイオードが4個実装されている。
LEDナツメ球 分解
しかし、シルクには LED が4つ描いてある。もしかすると最初の設計では中央の1個と合わせて 5LED にするつもりだったのかも知れない。


内部回路はこのようになっている。
LEDナツメ球
完全に分解するのは難しい。
R1 と C1 がどのように口金に接続してあるのかわからない。
なんとなく口金とプラベースに挟み込んであるような気がする。
しかも、R1 と R2 のリード線は裸で極めて接近している。
かなり危険な感じだ。
購入後点灯する前にテスターなどでショートチェックをした方が良いかもしれない。

LED電球 (1)2009年08月16日 16時00分53秒

LL-05WJP
本日 LED12灯の電球(LL-05WJP)を手に入れた。
1灯当たり¥105だとするとそれより少し高い¥1280。
もちろんこれより高価なLED電球はたくさんある。(¥4000~¥10000位)
口金はE17とE26しかなかったのでE26にした。
消費電力は1Wと書いてある。


さっそく点灯してみる。
LEDナツメ球よりは明るいが20Wの電球と比べるとはるかに暗いので使い道は特にない。
パッケージには「ムードあふれるインテリア照明に!」と書いてある。
まあ、そんなところにしか使えないだろう。


分解して中を見てみようと思った。
しかし、分解の仕方が分からない。
¥105~¥315と違って高価なので分解時に致命的なダメージを与えて再利用できなくなると悲しいので少し慎重だ。

LEDナツメ球 (6)2009年08月16日 23時28分22秒

LEDナツメ型電球改 4LED
さて、改造方法をもう一度考えてみる。
LTSpice SwitcherCAD IV でシュミレーションだ。


まず 1LED から始めて、LED を直列に増やしてみる。


1 - 10 LED


電流はほとんど変化しない。
そうであれば点灯効率?の点からもブリッジ後に直列接続方式が良い。
以前考えたように整流と点灯を兼ねると能率が悪くなってしまう。
改造方法変更だ。ブリッジ後直列 LED 方式にする。


一番簡単なのは 3LED タイプの LED を高輝度タイプに変更することだ。
次に、空中配線で多 LED に挑戦してみよう。

LEDナツメ球 (7)2009年08月20日 22時28分34秒

LED 交換後
高輝度 LED を手に入れたので比較テストをしてみる。
まず結果の写真を見てみよう。


最初は、1LED の LDT-01D 改造なしのオリジナル
LDT-01D 改造なし


次に、3LED の LE3-OR 改造なしのオリジナル
LE3-OR 改造なし


最後は、3LED の LE3-OR LED 交換版
LE3-OR LED 交換


こうして並べてみると 1LED よりも 3LED の方が明るいのは見て分かる。
しかし、3LED の方は LED 交換前も交換後も変わらないような気がする。
LED の交換はあまり意味がないようだ。
それよりも LED をたくさん並べることの方が効果的なのかもしれない。


せっかく手間隙かけたのに、期待した結果が出なかったのが残念だ。
”オリジナルのまま使いましょう”ということか?
或いは評価方法そのものが適当でないのかもしれないが...


ちなみに交換した LED は OptoSupply の OSYL5161P
If 75mA で 18000mcd というやつだ
回路は全てオリジナルのまま


もう少し電流を流せば明るいのかもしれない。
そのためにはコンデンサが...

LEDナツメ球 (8)2009年08月22日 17時22分42秒

改造 4LED
くじけないでよくもここまでやっている私
今回は、105円ショップの 1LED ナツメ球を 4LED にしてみる。


実装はきわめて難しい。
とにかく口金付近にスペースがないのだ。
一度分解したものを復元するのが至難の業だ。
1個組み上げるのに3時間かかってしまった。
こつはコンデンサを横に寝かせることだ。


まずは例によって結果を見てみよう。


最初は、3LED の LE3-OR 改造なしのオリジナル
LE3-OR 改造なし


次は、1LED の 105円ショップバージョンを 4LED に改造
4LED に改造


わかりにくいかもしれないが改造した 4LED のほうが明るい。
これくらいだとほぼ実用的に使える。


今回も予想した結果と異なってしまった。
実はほとんど変わらないだろうと思っていたからだ。
ベースとなる回路はオリジナルから変更していない。
3LED と異なる部分は LED の数以外にシリーズに入っている抵抗だけなのでこれが利いている気がする。
LTSpice SwitcherCAD IV で調べたときは抵抗を小さくしてもほとんど電流が変化しなかったので関係ないと思っていた。
これでしばらく様子を見てみよう。


そうそう、 改造に使用した LED はOptoSupply の OSYL5161P
回路図はこれで、LED1 を取り除いてこの部分に4個の LED を直列に接続している。


ちなみに、この記事は改造を勧めているわけではない。