蛍光灯 (1)2009年08月30日 09時55分57秒

Fluorescent Ballast
最近照明関係が続いている。
今回は蛍光灯だ。
普通の蛍光灯と少し違ってちらつきのない電子点灯方式。


これは以前作ったもので 10W ~ 20W 用のもの。
ちらつきが無いというより少ないといったほうがよいかもしれない。
この方式は瞬時に点灯するのはいいのだが、明るくなるのに時間がかかる。
測定したことはないが、およそ2~3分位か?


スイッチ を入れて風呂に入っても暗い中でしばらく過ごさなければならない。
トイレなどは明るくなる前に用が済んでしまう。
ただし、一度明るくなってからはスイッチを ON/OFF しても瞬時に明るくなる。
このあたりの仕組みはよくわからないが、この照明も家族には不評だった。


そこで今回のプロジェクトは「スイッチを入れると瞬時に明るくなってちらつきのない照明」ということにする。
できるかどうかはわからない。

蛍光灯 (2)2009年08月30日 13時27分29秒

EFA15EN/12-R
電球型蛍光灯を手に入れた。


手に入れたといっても購入したのではなく借りてきた。
見た目は電球そのもの。
以前使っていた蛍光灯と同じように明るくなるのに時間がかかるのだろうか?
まず、仕様を見てみよう。


EFA15EN/12-R
●光源色:3波長形昼白色 グローブ種別:ガラス乳白
●外径(mm):55 全長(mm):109
●定格入力電圧(V):100 周波数(Hz):50/60
●定格消費電力(W):12 定格入力電流(A):0.22
●全光束(lm):780 下方光度(cd):57
●定格寿命(h):6000


例の照度計もどきで計測してみる。


電球		測定点A	測定点B	経過時間
EFA15EN/12-R	189mV		0秒
		325mV		30秒
		340mV		60秒
		338mV		90秒
		339mV	171mV	120秒

ほぼ1分で規定の明るさに達している。
60W 相当だ。


やはりこれも点灯直後は暗いが、明るくなるスピードは速い。
何らかの改良がされているのかもしれない。


しかし、それも新品の間だけのようだ。
しばらく使った EFA15EN/12-R だと明るくなるのにやはり 3 ~ 5 分かかる。
これは蛍光灯の宿命か?


測定器:照度計もどき(マルチメータ[TKPH6A]+OptoSupply[OSYL5161P])
測定方法:トイレの中