printf をシリアルに出力するのはいいけどハードウェアの整備をしなくてはならない。
SCI は6チャンネルあるので半田付けが一番少なくなるようなチャンネルを考えよう。
調べてみると JTAG 用のコネクタに SCI1 が出ている。ピン数も少ないし最適だ。これで進めよう。脱着も容易にできるようにする。
必要な部品をまとめると
1.14P ヘッダー
2.ケーブル 1Pタイプ(Ainex LED-30EXB or Valuewave FW-BP) 切断して使う
3.トランジスタ技術 2008年1月号付属 RS232C変換基板
2のケーブルだけは購入することにする。後は手持ちの部品だ。
FRK-RX62N のコネクタピン用途は
CN4-8 +3.3V
CN4-11 RxD1
CN4-5 TxD1
CN4-14 GND
半田付けしてケーブルを接続すると写真のようになる。
それにしてもCQ出版の基板には Reset SW が付いてないのが不便だ。写真で分かるように、私の場合大きくて邪魔になる。TRZ1104A には SW が付いていたが水晶が付いてなかった。
さて、
さっそくプログラムを書き込んで試してみたいところだが、その前に若干修正が必要だ。 Renesas のサンプルは SCI2 を使っているので SCI1 に変更する必要がある。
まず、hardware_setup.c
次に、serial_printf.c
さあ、動かしてみよう。
どきどき
...
Printf も Scanf も動いている。
おそらく問題ないのだろう。たぶん?
参照:
Renesas Application Notes RX600 Series Adding Printf and Scanf Support (R01AN0509EU0100)
環境:High-performance Embedded Workshop Upgrade 4.09.00
Renesas C/C++ compiler package for RX family V.1.00 Release 02
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