FRK-RX62N (10) Renesas Peripheral Driver Library (2)2011年06月16日 21時57分30秒

Renesas Peripheral Driver Library
RPDL (RENESAS Peripheral Driver Library) は PDG (Peripheral Driver Generator) から使用するのが本来の使い方のようだ。
図を見ると SH も RPDL 経由で使えるようになっている。探してみよう。


さて、まずは RX62N.zip を解凍する。
さらに、次の二つを解凍する
RPDL_RX62N.exe
RPDL_RX62N_CS-5_source.zip


RPDL_RX62N\Copy_RPDL_RX62N.bat を起動して
下図のように
3 [enter]
..\RPDL_RX62N_CS-5_source [enter] とキー入力する。
Copy_RPDL_RX62N.bat



これでライブラリの用意はできたはずだ。
まともに動くかどうか確認してみよう。
7月号掲載PDGサンプル・プログラム がちょうどいいだろう。
サンプルのプロジェクトはパスが固定になっているらしくエラーになるのでプロジェクトのソースファイルを入れなおし、include ディレクトリを設定しなおし、ライブラリを再設定する。これでパス関係はOKのはずだがまだエラーが出る。
ライブラリをリンクしているはずなのに「ライブラリが無い」というエラーを吐き出し、また標準関数がダブっていると大量の warning が出てくる。 いったいどうなっているの?
L1320 (W) Duplicate symbol "_malloc" in "C:\WorkSpace\rx62n\PDG\RPDL\RPDL\RX62N_library.lib(malloc)"



参照:Renesas Application Notes RX62N Group, RX621 Group Peripheral Driver Library
環境:
    High-performance Embedded Workshop Upgrade 4.09.00
    C/C++ compiler package for RX family V.1.00 Release 02
    RX62N Group, RX621 Group Peripheral Driver Library APR.08.11 Rev.1.04
    Interface 7月号掲載PDGサンプル・プログラム