TRZ1104A (3) Keil µVision4 + GCC で動かしてみる (CooCox Driver components)2011年04月23日 22時04分12秒

Flash Magic
CQ出版社の workspace はディレクトリ構成がわかりにくいし、もっと使いやすいものがないか探してみた。
1.NXP LPCXpresso バージョン
2.NXP LPCXpresso Example バージョン
3.NXP Sample Code Keil バージョン
4.CooCox Driver components バージョン
5.LPC1114ReferenceDesign バージョン


ベースは同じものだと思うが微妙に異なっている。1、2はCQ出版社の workspace とほぼ同じだから3か4か5ということにする。今回は4の CooCox を使ってみよう。Examples も用意されているので動かすのは容易だ。ライブラリの中身を見てみると printf がある。LPCXpresso のライブラリでは float がサポートしてあったがこれは整数のみだ。さっそくコンパイルして動かしてみる。動かすといってもLEDの点滅ではなくシリアルなのでターミナルを接続しなければ確認できない。ところがこの基板は制御線を書き込み制御に使っているのでうまくいかない。そこで、機能は低いが Flash Magic を使ってみることにする。
問題なく表示できる。
しかし、Flash Magic は表示が遅いだけでなくよくハングアップする。...というわけでさらに探していると simple term と Rs232c2 が使えることがわかった。こちらは動作が安定しているので安心して使える。
symple term




さて、問題の printf はバイナリで
5816 bytes printf あり (integer only)
2624 bytes printf なし
という結果だ


LPC1114_CooCox_test


環境: TRZ1104A(LPC1114) + Keil µVision4 + GCC