FRK-SH2A (12) SHC vs gcc (4)2011年07月03日 11時36分06秒

以前、未使用のライブラリがリンクされたような感じだ。
と書いたが以下の方法でサイズが少々小さくなる。


メニューの Build から [KPIT GNUSH [ELF] Toolchan] を選択する。
①C/C++ Tab の Category: を Other にして Miscellaneous options: の次の項目にチェックを入れる。
 R Place each function into its own section in the output file
 R Place each data item into its own section in the output file
②Link/Library Tab の Category: を Other にして Miscellaneous options: の次の項目にチェックを入れる。
 R Enable garbage collection of input sections


OptimizeLevel	なし	size	speed	both	単位
Newlib		35,044	34,460	37,652	37,364	bytes
Optimized	14,724	14,140	17,364	17,076	bytes
少しは Renesas に近づいたが gcc と sh は相性が悪いような気がする。


それはさておいて、今回気が付いたのは GNURX の場合 -ffunction-sections -fdata-sections がデフォルトで入っていることだ。
Miscellaneous options でチェックを入れると、同じオプションが二つ入ることになる。
つまり、 -ffunction-sections -fdata-sections を外すことができないのだ。
これはこれで気になる。


その後確認してみると、全てがこのようになるわけではない。GNURX v1101 から GNURX v1102 に変換したものの中の一部に見られる。原因と対策は今のところ不明。


環境:High-performance Embedded Workshop Upgrade 4.09.00
    KPIT GNUSH v10.01 Windows Tool Chain (ELF)
    KPIT GNURX v11.02 Windows Tool Chain (ELF)

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