LPC800 (17) API ROM driver (2)2013年07月17日 21時22分36秒

lib_board_nxp_mini-kit_810.a
まずは LPCOpen platform を使ってみよう。


①最初にすることは LPC800 Mini-Kit のボード情報を作成すること。
lpc_boards_8xx と書かれているが実際は LPCXpresso LPC812 にカスタマイズされているので、この部分を新規作成する。
\lpcopen\software\lpc_core\lpc_board\boards_8xx\nxp_xpresso_812 の中身を
\lpcopen\software\lpc_core\lpc_board\boards_8xx\nxp_mini-kit_810 にコピーして修正だ。


②ライブラリを作成する。
\lpcopen\software\lpc_core\lpc_board\boards_8xx\nxp_mini-kit_810
\lpcopen\software\lpc_core\lpc_chip\chip_8xx
\lpcopen\software\lpc_core\lpc_ip
上記ディレクトリの中身を集めてライブラリ作成。(lib_board_nxp_mini-kit_810.a)
上のスクリーンショットがライブラリの中身だ


③startup と Linker script を用意する。
\lpcopen\applications\lpc8xx\startup_code の中に入れる。
以前用意したものでよいだろう。


④アプリケーションプログラム
\lpcopen\applications\lpc8xx\examples\periph\periph_blinky ここにあるものをそのまま使う。
そして、ライブラリとスタートアップとリンカースクリプト
blinky.c
startup_LPC8xxG++.s
LPC810_rom_gnu.ld
lib_board_nxp_mini-kit_810.a
これをコンパイルして出来上がり。


走らせて見ると LED が点滅する。
うむ。
よしよし。
あ、でもこれではまだ ROMapi 使ってないね。


参照:
 LPCOpenプラットフォーム
 LPCOpen Platform
環境:LPC800 Mini Kit (LPC810M021FN8)
    + Keil MDK-ARM V4.53
    + LPC800 Support for version 4.60 of Keil MDK-ARM
    + GCC Sourcery CodeBench Lite 2012.09-63
    + lpcopen_v1.03.zip
    + Flash Magic Version 7.50
    + KPIT Cummins GNU-Archive Editor v1.1
    + KPIT Cummins GNU-Map Viewer v1.0

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