HEWにGNU V850を組み込む (2)2007年11月06日 22時02分57秒

HEW
さて、HEWにV850を組み込むはいいが コンパイラ本体のv850-elf はどうしたかって?


それは PizzaFactory3 のGNU C をコピーした。
なぜなら gnuc をコンパイルする環境を作ってないから


それでは次にディレクトリ HEWの中に入る
Gnuc.tbp
Gnuass.tbp
Gnulnk.tbp
を見てみよう


Gnuc.tbp の中身

    



Gnuass.tbp の中身

    



Gnulnk.tbp の中身

    



そして
拡張子 det の中身は Kpit h8/sh の設定と同じようにした


このようにして設定すると CA850 も登録できるかもしれないな...


次は、スタートアップとリンカースクリプトを作成しよう。

KPIT GNU Tools (3) GNUM16CM32C2007年11月07日 22時46分21秒

Include File
KPIT GNU Tools GNUM16CM32Cは、v0703 になってから
ヘッダーの形式が変わってしまった。
v0703 ではなくv0701 あたりかもしれないが...


どんなに変わったかというと
ルネサス純正のヘッダーファイルと似た感じになってしまった。
ヘッダーだけでなくプロジェクトジェネレータも似た感じになった気がする。
(よく見ていないので詳細は不明)
やはりKPITで、次々にでてくるルネサスの新しいCPU全てに対応するのが難しかったのかもしれない。


使いやすかったのでちょっとがっかり
ていうか、過去の資産を引き継いで使おうとすると
新しいCPUは自分でヘッダー、スタートアップ、リンカースクリプト
を書かなくてはならなくなってしまった。
なんてことをしてくれたんだ!!


でも、v0601で作成したプロジェクトもコンパイルはできる。
shの場合はコンパイルも通らなくなるけどね。

SH/H8 用フラッシュライタ (2)2007年11月08日 22時05分58秒

h8flush
SH/H8 用フラッシュライタ二回目(一部変更2007/11/27)


今回は、何の目的?
新しく見つけた書き込みソフトを評価するため。


なぜこうなったかというと、それはウイルス駆除ツールがかってに fw.exe (ver2.6) を削除してしまうから。
従って、スキャンするたびにインストールしなければならなかった。
ちなみに、同じ fw.exe でも (ver3.8) は削除されない。


評価するのは以下のツール、サポートするデバイスも書いておこう。

    


測定条件
CPU基板 BTC050 SH2-7045F 前回と同じ
ファイルサイズ mot file 36,616byte
シリアルポート USB-RSAQ2
同じファイルをそれぞれのソフトで書き込んだ
時間計測はストップウォッチ


そして結果は...


h8flush		3.6	10.46秒	h8flush
fw		2.6	12.40秒	fw
fw		3.8	13.34秒	fw
h8w		0.36b	19.64秒	H8ライター
H8WT		2.2	20.02秒	H8Write Turbo
fdt		3.07	21.88秒	Flash Development Toolkit
Flashsimple	1.1	27.22秒	Flashsimple

h8flush すばらしい!!!


今まで一番早いと思っていた fw.exe v2.6 よりも早い
さらに、7085 もサポートしてある。

SH/H8 用フラッシュライタ (3)2007年11月10日 19時12分28秒

Flash Development Toolkit 3.07
SH/H8 用フラッシュライタ三回目(一部変更2007/11/27)


最近フラッシュライタが続いている。


ファイルサイズを少し大きくしてみた。


測定条件
CPU基板 BTC050 SH2-7045F 前回と同じ
ファイルサイズ mot file 176,166byte
シリアルポート USB-RSAQ2
時間計測はストップウォッチ
h8flush 
	h8flush		v3.6		39.13秒 
fw 
	fw		2.6.1.3		44.89秒 
	fw		3.8.0.1		46.27秒 
Flash Development Toolkit 
	fdt		3.07		79.56秒 
H8Write Turbo 
	H8WT		2.2		81.32秒 
H8ライター 
	h8w.exe		0.36b		84.24秒 
Flashsimple 
	Flashsimple	1.1		113.80秒 
H8write 
	h8write.exe	コンソールアプリ	150.52秒 
ファイルサイズを大きくすると Flash Development Toolkit が早くなる。
でも、h8flush と fw は別格だ。


探し物2007年11月13日 21時00分01秒

大前研一が以前言っていた。
たしかこうだったと思うが


 「色々な資料はインターネットの中に存在している。
 その資料を自分のPCに取り込むことは愚かなことだ。
 なぜなら、そうすることにより自分のPCの収拾がつかなくなるからだ
 それが必要になった時、検索をうまく利用しもう一度探せばよい。」


これを見た時になるほどと思ったが、いまだに自分のPCに取り込んでいる。
それは、目的のものがインターネット上から消えてしまうからである。
データシート、プログラム、その他色々な記事


たとえば、
Flashsimple
これは、SH又はH8のフラッシュROMライタだが
昨年あたりまではダウンロードすることができた。しかし、今はどこにも見あたらない。
(かけらはあるが)


それでは FDT を使えば?
FDT も古いバージョンは手に入らない。
今手に入るのは 3.07 と 4.00


FDT 3.05 がほしいと思っても手に入らないのだ。ましてや 2.2 なんかとても


なぜ、古いソフトが必要かって?
それは、新しいソフトではサポートしなくなったデバイスがあったりするからだ。


そういうわけで私のPCはいつもHDがパンパンだ。

SH/H8 用フラッシュライタ (4)2007年11月14日 20時51分28秒

H8Write Turbo
SH/H8 用フラッシュライタ四回目


今度はh8でためしてみた。
ファイルサイズは小さい
これは、以前書いたもので printf のみのものだからだ。
ただしちょっと修正した。SCI0 を SCI1 に。
今回はじめて動かしたが、バグもないようだ。


int main (void)
{
	SCI1_INIT(br57600,2 , 8, 0, 1);	//br,level,bit,parity,stopBit
	EI;

	while (1) {
		if(SCI1_IN_DATA_CHECK()){
			SCI1_OUT_DATA(SCI1_IN_DATA());
		}
	}
}



測定条件
CPU基板 AKI-H8_3052F
ファイルサイズ mot file 15,550byte
シリアルポート USB-RSAQ2
時間計測はストップウォッチ


h8flush		3.6	07.62秒	h8flush
H8WT		2.2	09.13秒	H8Write Turbo
h8w		0.36b	10.67秒	H8ライター
Flashsimple	1.1	16.44秒	Flashsimple
FDT		3.07	16.55秒	Flash Development Toolkit



ここでもやはり h8flush か、でも3694がサポートしてない。
自分で作ってみようかな...

SH7084ボード2007年11月30日 21時42分18秒

SH7084ボード
SH7084ボード、使ってみたいな...


今、一番使ってみたいCPU


ハードウエア仕様
●ルネサス製 SH2/SH7084 80MHz
●高速SRAMメモリ 4Mビット/512kバイト
●SD/MMCカード 超高速アクセス カード検出機能付き
●H-UDI JTAG準拠のデバッグ端子取り出し可能
●シリアルポート DSUB9ピン
●20ピン汎用I/Oポート用拡張端子×2
●8ピン汎用バス用拡張端子×2


電源スペック
●供給電源 DC5V
●インターフェース電圧 DC3.3V
●CPUコア電圧 DC3.3V


Micro Embeded System