SH/H8 用フラッシュライタ (11)2009年06月12日 20時51分50秒

H8ライター
H8ライター これも愛用している。
コンパクトでインストールという手順を踏まなくてよいのがいい。
以前にも書いたとおりソースが公開されているのでコンパイルしてみたが、うまくいかなかったので MOT ファイルを直接編集して書込み制御ファイルを作成している。


作成したものをまとめておこう。
CTRL_MOT
3052_F25M_P1152.MOT
3052_F25M_P576.MOT
7045_F28M_P1152.MOT
7045_F28M_P576.MOT
7085_F80M_P1152.INF
7085_F80M_P576.INF
7144_45_F48M_P576.MOT

KPIT GNU Tools (12) KPIT GNU Eclipse2009年04月27日 21時06分40秒

KPIT GNU Eclipse
Kpit に KPIT GNU Eclipse が公開してあった。
Eclipse にも興味があったのでこの際少し使ってみよう。
サイズは 400M 近くある。


インストールすると GNUSH v0901 Toolchain も一緒に入ってしまう。
HEW 用にすでに入っているので同じものが二つはいったことになる。
このあたりは何とかしてほしいね。
それとも共存できないのだろうか?


さっそくプロジェクトジェネレータで新規プロジェクトを作成してみる。
プロジェクトの中身は HEW で作成したものと同じだ。


次にコンパイル、これも HEW と結果は同じようだ。


HEW に飽きた人にはいいかもしれない。
KPIT は HEW を捨てて Eclipse にするのだろうか?


参考: KPIT GNU Tools and Support

Micro Embeded System2009年04月13日 21時22分41秒

h8 Flush v4.0
Micro Embeded System を見てみると
MES Ver2.5 r1 がリリースされていた。(2009/3/25)


STR710 が追加になって H8 がなくなっている。
あ~これも時代の流れか...


それはそうと h8flush がどうなったのか気になる。
4.0 になって STR710 が追加になっている以外変更はないような気がする。


参考: Micro Embeded System

KPIT GNU Tools (11) Linker Options2009年02月24日 22時27分52秒

Linker Options
KPIT GNU Tools v0901 になって output format の選択はどのようになったのだろう。


Default と Both (Default and S-Record) の選択はできる。
v0601 の時のように $(PROJECTNAME).hwp は修正しなくてよい。


しかし、ihex だとか binary の選択はできない。



C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\KPIT Cummins\GNUSH-ELF\v0901\GnuOptions.ini の [LINKER] 設定を


DESC=Default||Both (Default and S-Record)||HEX||Binary
ACT=no option||--oformat=srec||--oformat=ihex||--oformat=binary


にすればいけそうな気もする。(メニューにも出てくる)
でも、だめだ


bat ファイルで xx-elf-objcopy.exe を実行するか、ビルドフェーズを新規作成するしかないのか?


あまりスマートではないが、この方法でもいけるようだ
Linker Options の Other User defined options: に
-o "$(CONFIGDIR)\$(PROJECTNAME).bin" --oformat=binary
を指定すればよい。
もちろん HEX format は
-o "$(CONFIGDIR)\$(PROJECTNAME).hex" --oformat=ihex


Ride7 のようにスクリプトファイルで変更できればいいのだけれど...

KPIT GNU Tools (10) Project Generator22009年02月18日 21時31分53秒

Project Generator Settings
KPIT GNU Tools v0901 を使い始めて
最初にコンパイルした時


C:\WorkSpace\111\111\Debug\start.o: In function `exit_k':
C:\WorkSpace\111\111/start.asm:101: undefined reference to `exit'

こんなエラーが出た。
使い方がよく分からず、プロジェクトを作成する時
ライブラリセッティングで
stdio.h と stdlib.h のチェックを外していた。
これが原因で必要なものがリンクされなかったらしい。
デフォルトでは両方ともチェックが入っている。


Debug でコンパイルする場合は少なくとも
stdlib.h のチェックだけは入れないといけないようだ。


そのほかテキストハイライトも問題ない。
しかし、後から math や ctype ライブラリを使いたくなったときはどうすればいいんだ?


やはり libc と libm をリンクしないといけないのか?

KPIT GNU Tools (9) Project Generator12009年02月09日 22時10分41秒

GNUSHv0901
KPIT GNU Tools v0901 を少し使ってみよう。
プロジェクトジェネレータでプロジェクトを適当に作成してみる。
ターゲットは SH7085 にしよう。


コンパイルする
いきなりエラーだ。


exit が見つからないらしい
Debug から Release に変更するとエラーは消えた。


今のところ原因が分からないから Release で使おう。

KPIT GNU Tools (8)2009年02月07日 21時56分03秒

GNUSHv0901-ELF.exe
KPIT GNU Tools v0901 – Released - 04-02-09


今年最初の KPIT GNU Tools がリリースされた
私が使っているバージョンは v0601 3年前のものだ


もうそろそろと、思っていたころだ。
今回は、バージョンアップしてみようと思っている。

HEW (5) SYNTAX COLOURING CATEGORIES2008年12月13日 20時50分22秒

SYNTAX COLOURING CATEGORIES
ウイルスのせいで再インストールとなった HEW
今回も IDE 内蔵エディタで keywords 色表示ができなかった。


そこで前回と同様
C:\Program Files\Renesas\Hew\System\Ts\KPIT GNUH8-ELF\SyntaxHighlightingFile.dbs
を編集しようと思ったがファイルが見つからない。


場所が移動してしまったようだ。
C:\Documents and Settings\xxxxxx\Local Settings\Application Data\Renesas\HEW\hew_001\Syntax\KPIT GNUSH-ELF\SyntaxHighlightingFile.dbs
こんなところにあった。


このファイルの
[SYNTAX_COLOURING_CATEGORIES] という項目に
以下を追加すればよい。





まず
HEW 4.00.00 をインストール
HEW 4.00.03 にバージョンアップ
HEW 4.03.00 にバージョンアップ
HEW 4.05.00 にバージョンアップ
最終は Renesas AutoUpdate で 4.05.00.059
(いきなり HEW 4.05.00 をインストールすると FDT 4.0 が一緒にインストールされてしまうから。それは困る。)


コンパイラのバージョンは


KPIT GNUSH [ELF] v0601 Windows Tool Chain
KPIT GNUH8 [ELF] v0601 Windows Tool Chain
KPIT GNUM16CM32C [ELF] v0601 Windows Tool Chain


こんなことやってるのは私だけだろうか?
それともインストールのやり方が間違っているのだろうか?

HEW (4’) リンカー・アウトプットファイル2008年12月12日 22時29分31秒

Linker Output format
HEWでリンカー・アウトプットファイルを変更する方法・・・その3



KPIT GNUSH [ELF] v0601 の例
GnuOptions.ini の最後に次のような記述がある。



[LINKER]
DESC=Default||S-Record
ACT=no option||--oformat=srec



これを書き換える。



[LINKER]
DESC=Default||S-Record||Binary||ihex
ACT=no option||--oformat=srec||--oformat=binary||--oformat=ihex



ここでは Binary と ihex を追加してみた。
GnuOptions.ini は以下の場所にある。
C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\KPIT Cummins\GNUSH-ELF\v0601\GnuOptions.ini



しかし、アウトプットファイルを変更しても拡張子は mot のままだ。
なぜなら、プロジェクトジェネレータがバイナリ埋め込みで値を持っているから...



もっともこの部分を変更する必要はめったにないのだが...



KPIT GNUSH [ELF] v0601 Windows Tool Chain
KPIT GNUH8 [ELF] v0601 Windows Tool Chain
KPIT GNUM16CM32C [ELF] v0601 Windows Tool Chain
HEW のバージョンは 4.05.00.059

HEW (4) リンカー・アウトプットファイル2008年12月12日 22時29分30秒

Linker Output format
HEWでリンカー・アウトプットファイルを誤って Default
に設定してしまった時、元の S-Record に戻そうと思っても
戻らない。もちろんメニューは S-Record になっているが...



右のスクリーンがそれだ。



"$(CONFIGDIR)\$(PROJECTNAME).mot" となっている。



この部分は



"$(CONFIGDIR)\$(PROJECTNAME).x"



でなければならない。



変更するためには
プロジェクトディレクトリの (PROJECTNAME).hwp を
テキストエディタで編集する。



項目 [OPTIONS_Debug] 又は [OPTIONS_Release] の



[S|OUTFILE|$(CONFIGDIR)\$(PROJECTNAME).mot] を
[S|OUTFILE|$(CONFIGDIR)\$(PROJECTNAME).x] に



これで完了。



もっとも、新しい KPIT GNU Tools では問題ないのかもしれない。



コンパイラのバージョンは


KPIT GNUSH [ELF] v0601 Windows Tool Chain
KPIT GNUH8 [ELF] v0601 Windows Tool Chain
KPIT GNUM16CM32C [ELF] v0601 Windows Tool Chain



HEW のバージョンは 4.05.00.059