USB JTAG (1)2010年05月14日 22時41分31秒

FT2232 を使った USB JTAG がほしくなった。
いろいろ使えそうだ。


探してみると、 JTAG 用としては
BTE067B		¥14700	FT2232D
HJ-LINK/USB	¥10290	FT2232H
ARM-USB-OCD	¥9980	FT2232L
TG-I001		¥12600	FT2232H
UDA-1000	¥39800
USB-JTAG POD	¥12600
FRISK JTAG Debugger	¥未定
FT2232 を実装した基板として
AE-FT2232	¥1700	FT2232D
USB-103		¥9450	FT2232H
FT2232HX	¥3150	FT2232H
MAI-FT2232-L	¥1980
USB2232		¥2940	FT2232C



できれば手を加えなくてすむ JTAG用がいいんだけど...

FRK-SH2A (7) 問題点 番外編 (1)2010年05月17日 22時42分43秒

実を言うとこの私、不覚にも FRK-SH2A を二枚買ってしまったのだ。
一枚かって様子を見、必要であればもう一枚買えばよかった。


今となっては遅いんだけど...


そこで問題なのは修正のためのショットキダイオード
もう手持ちがない。
あったとしても、あの半田付けをもう一度やるのはいやだ。
手間もお金もかけたくない。


というわけで、二枚目は別の方法で解決することにする。


そういえば最近インターフェースやトランジスタ技術にマイコンが付属することが時々ある。
今回のインターフェースもそうだが、ハードウェアもソフトウェアも動いたり動かなかったり。
でも、ぜんぜん不思議に思わなかったし、怒りもこみ上げてこない。
なぜか自然で当然のことのように思えた。
執筆者のレベルからしてこんなもんだろうというあきらめが最初からあるためだろう。
しかし本来、技術雑誌の役割とは「こうあるべきだ」といった方向性と、ある種の意外性をもってリーダーシップ的な存在となるべきではないかと思う。
一度、プロのエンジニアが設計したマイコン基板を見てみたい。

FRK-SH2A (7) 問題点 番外編 (2)2010年05月21日 21時20分22秒

放電する
こういう不具合に遭遇している人がいないかweb上を探してみたが見つからない。
インターフェースの発行部数が13000として、そのうち半分の基板に電源を入れたとする。
6500枚もあれば私と同じような現象に遭う人が何人かいても不思議ではないはずだが?
まあ、6500枚のうち2枚が不良品でその2枚を私が持っているという事か。


さて、雑誌のうたい文句は
「SH-2Aマイコン基板は、追加部品&はんだ付け不要で、USBケーブル1本ですぐにホスト・パソコンとCPU基板を実機接続することが可能です。」
ということであったが、このお約束を破ってしまうことになった。
あ!前回の修正でも破っているのか。


では対策その2
JPP1 にジャンパピンを半田付けする。
もうすでに取り付けていれば手間はかからない。
これであの問題の対策になるの?
はい、そのとおり。
根本的な解決方法ではないが、これでも起動は100% (大丈夫か?100%と言って、3回試しただけなのに...)
どのように使うかというと
1.常時 JPP1 にジャンパソケットを挿入しておく。
2.USB コネクタを接続する。(電源ON)
3.JPP1 のジャンパソケットを外す。(リセット解除)
4.”ピコ~ン”の音と共に仮想COMポートが起動。
これだけ。(少し手間だけどね!)
ただし、順番を間違えるとだめだよ!


結局のところ、どこかで放電してやればいいんだよね。
従って、JPP1 である必要は無い。
どこでもよいはずだ。


というわけで対策その3
抵抗で放電してしまえ!作戦。
こちらの方が簡単かな?いや目立たないだけか。
上記のように手順を順守する必要が無い。
でもチップ抵抗が2個必要?いやR1だけでよいかも知れない。
抵抗はC14の上に3.3kを小亀のように乗せてやろう。
もうひとつ、C39もしくはC43の上に1.2kを小亀のように乗せる。
乗せただけではだめなので半田でくっつけてね。
もちろん場所はどこでもよいのでコンデンサの部分にこだわらなくてよい。


2、3 どちらの対策をやっても効果は100%のはず。


もうひとつ挙げておこうか。
対策その4
以下の基板を接続する。
CQ-BBEL
CQBB-IMG
CQBB100A
CQBB100B
CQBB-200
これは試していない。
またどの基板が適合するのかよく分からない。
でもこれらを接続すればOKのはず。

FRK-SH2A (8) SHC vs gcc (1)2010年05月21日 21時30分16秒

特に目的があった訳ではない。何気なく gcc のソフトをそのまま shc でコンパイルして動かしてみた。
ソースは割り込みを使わず雑誌のサンプルをループの中に入れただけ
	while(1){
		for(i=0;i<0x50000;i++);
		g_led_onoff ^= 1;
		if(g_led_onoff == 0){
			led_on();
		}else{
			led_off();
		}
	}
LED の点滅速度がまったく違う。
我が目を疑いもう一度 gcc で動かした。
gcc で作ったソフトのほうが2倍ぐらい時間がかかっている。
今まで長らく gcc を愛用してきたので目で見て分かる違いにはちょっとショックだ。


さて、今後どうしよう。


環境
FRK-SH2A +
SHC: SuperH RISC engine C/C++ Compiler (V.9.03.02)
GCC: KPIT GNUSH v0601

Japanino2010年05月23日 07時07分37秒

Japanino
本屋さんで Japanino を見つけた。
8bit のマイコン基板であるらしい。
CQ出版以外にも付属する雑誌があるんだと思った。そういえば日経エレクトロニクスにも付属していたことがあったと思う。


さて、この Japanino は Arduino のデッドコピーであるらしい。(少し異なる部分もあるようだ)
まるまるコピーして名前を変えて売りに出す。


回路図もファームも公開されているから問題ないということらしいけど


こんなことしていいの?

eJackino2010年05月24日 21時22分56秒

eJackino
eJackino
コピーとしてはこちらの方が先だったようだ。


いろいろなところからコピーが出ている。
知らなかった。


でもやっぱり
こんなことしていいの?


コピーするより、新しい提案をして
それでビジネスする方が健全であるような気がするのは私だけか?

ThinkFree てがるオフィス2010年05月25日 22時02分43秒

ThinkFree てがるオフィス
以前知り合いから紹介されていた Office
忘れるといけないのでメモしておこう。


ThinkFree てがるオフィス」は、ブラウザ上で利用できる新しい時代のオンラインOfficeソフトです。
ということらしい。


他にも、「 Google ドキュメント」がある。
どちらも似た感じかな?

Raisonance Ride7 & ARM Tools (11)2010年05月27日 21時58分12秒

C++ program with Ride7
C++ で書くことはないがメモだけしておこう。
Cannot link a C++ program with Ride7


リンカーオプションに "-cclib" と "-lstdc++" を追加すればよいらしい。


環境
Ride7 version 7.18.0903
RKit-ARM version 1.18.0903

Keil MDK-ARM2010年05月28日 20時16分04秒

Keil の新しい MDK-ARM を試してみたいけど、毎回 Contact Information を入力しなければならない。


それがいやだった。
ところが Luminary Micro の Evaluation Kits の中にまるごと入っているではないですか。
いや、 Luminary 特別バージョンかな?
少しバージョンが古いけど...


これからは手軽に試すことができるのかも知れない?

FRK-SH2A (7) 問題点 番外編 (3)2010年05月29日 13時31分15秒

不具合対策
不具合対策をやってみようという人のために
ちょっと注意点を


ショットキダイオードの極性を間違えると永久に動かない基板になってしまいます。
極性を間違えないよう十分注意してください。
また、改造をお勧めしているわけではありません。


ここに示すのはショットキダイオードを使う場合の最終案です。
最初のテストでは D3 と D4 しか使いませんでしたが D1 を加えれば完璧でしょう。
D2 はなくても大丈夫です。
D4 は一見なくてもいいように思えますが ISL9021 の場合必ず必要です。
これが無いとインターシルが言うところの reverse current protection が働いてしまいます。


ご健闘をお祈りします。