FRK-SH2A (7) 問題点 番外編 (2)2010年05月21日 21時20分22秒

放電する
こういう不具合に遭遇している人がいないかweb上を探してみたが見つからない。
インターフェースの発行部数が13000として、そのうち半分の基板に電源を入れたとする。
6500枚もあれば私と同じような現象に遭う人が何人かいても不思議ではないはずだが?
まあ、6500枚のうち2枚が不良品でその2枚を私が持っているという事か。


さて、雑誌のうたい文句は
「SH-2Aマイコン基板は、追加部品&はんだ付け不要で、USBケーブル1本ですぐにホスト・パソコンとCPU基板を実機接続することが可能です。」
ということであったが、このお約束を破ってしまうことになった。
あ!前回の修正でも破っているのか。


では対策その2
JPP1 にジャンパピンを半田付けする。
もうすでに取り付けていれば手間はかからない。
これであの問題の対策になるの?
はい、そのとおり。
根本的な解決方法ではないが、これでも起動は100% (大丈夫か?100%と言って、3回試しただけなのに...)
どのように使うかというと
1.常時 JPP1 にジャンパソケットを挿入しておく。
2.USB コネクタを接続する。(電源ON)
3.JPP1 のジャンパソケットを外す。(リセット解除)
4.”ピコ~ン”の音と共に仮想COMポートが起動。
これだけ。(少し手間だけどね!)
ただし、順番を間違えるとだめだよ!


結局のところ、どこかで放電してやればいいんだよね。
従って、JPP1 である必要は無い。
どこでもよいはずだ。


というわけで対策その3
抵抗で放電してしまえ!作戦。
こちらの方が簡単かな?いや目立たないだけか。
上記のように手順を順守する必要が無い。
でもチップ抵抗が2個必要?いやR1だけでよいかも知れない。
抵抗はC14の上に3.3kを小亀のように乗せてやろう。
もうひとつ、C39もしくはC43の上に1.2kを小亀のように乗せる。
乗せただけではだめなので半田でくっつけてね。
もちろん場所はどこでもよいのでコンデンサの部分にこだわらなくてよい。


2、3 どちらの対策をやっても効果は100%のはず。


もうひとつ挙げておこうか。
対策その4
以下の基板を接続する。
CQ-BBEL
CQBB-IMG
CQBB100A
CQBB100B
CQBB-200
これは試していない。
またどの基板が適合するのかよく分からない。
でもこれらを接続すればOKのはず。

FRK-SH2A (8) SHC vs gcc (1)2010年05月21日 21時30分16秒

特に目的があった訳ではない。何気なく gcc のソフトをそのまま shc でコンパイルして動かしてみた。
ソースは割り込みを使わず雑誌のサンプルをループの中に入れただけ
	while(1){
		for(i=0;i<0x50000;i++);
		g_led_onoff ^= 1;
		if(g_led_onoff == 0){
			led_on();
		}else{
			led_off();
		}
	}
LED の点滅速度がまったく違う。
我が目を疑いもう一度 gcc で動かした。
gcc で作ったソフトのほうが2倍ぐらい時間がかかっている。
今まで長らく gcc を愛用してきたので目で見て分かる違いにはちょっとショックだ。


さて、今後どうしよう。


環境
FRK-SH2A +
SHC: SuperH RISC engine C/C++ Compiler (V.9.03.02)
GCC: KPIT GNUSH v0601