SH/H8 用フラッシュライタ (18) H8ライターの書き込み制御ファイルをコンパイルする(2)2010年04月10日 20時43分43秒

前回、H8ライターの書き込み制御ファイルをコンパイルする件はうまくいかなかった。


ならば、環境を変えてみよう。
今回テストするのは
SuperH RISC engine Standard Toolchain (V.9.0.3.0)


まず、パスと環境変数をセットする。
set PATH=%PATH%;C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\Renesas\Sh\9_0_3\Bin
set shc_lib=C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\Renesas\Sh\9_0_3\Bin
set shc_inc=C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\Renesas\Sh\9_0_3\Include
set shc_tmp=C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\Renesas\Sh\9_0_3\Ctemp

makesrc.bat を実行。
7045_v.src ができている。
問題ないようだ。
makesrc.bat の中身は
shc  -CPU=SH2 -abs16=all -CODE=ASMCODE -NOLIST 7045_v.c

次にアセンブル・リンク
makemot.bat を実行する。
7045_v.mot ができている。
これも問題ないようだ。
しかし、実行アドレスが0になってしまう。
これはまあ、いいことにしよう。


makemot.bat の中身は
asmsh 7045_V -CPU=SH2
OPTLNK -SUB=link.sub 
LINK.SUB の中身は
OUTPUT 7045_v
INPUT  7045_v
LIST
FORM   stype
START  P,B/0fffff000
EXIT



結局、トラ技 2001,06月号付録CDのコマンドライン版コンパイラの環境でのコンパイルは断念して
SuperH RISC engine Standard Toolchain (V.9.0.3.0) の環境で動かすことになってしまった。
それでも、動いたのでよしとしよう。


環境: SuperH RISC engine Standard Toolchain (V.9.0.3.0)
参考: H8ライター + H8工作 + PIC工作

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