LED電球 (9)2009年09月03日 21時52分11秒

SuperLED164灯電球
Super LED164灯電球を手に入れた。


外箱を見ると 164灯 9.8W と書いてある。
箱を開けて品物を見ると Super LED113灯とは異なり LED が隙間無く実装されている。


これは期待できそうだ。


例の照度計もどきで測定してみよう。
以前の結果も並べて比較してみると


57W電球A National ME JET
54W電球B National パナボール
36W電球C HITACHI ソフトシリカ


LED164灯電球 Super LED白色


電球形蛍光ランプ TOSHIBA EFA15EN/12-R 昼白色
LED113灯電球 Super LED白色
LED113灯電球 NEO LED白色 443
LED55灯電球 FLUXLED電球色 565
LED80灯電球
LED12灯電球 LL-05WJP


電球		測定点A	測定点B	B/A比	電球相当	消費電力	備考
57W電球A	332mV	185mV	55.7%	-	57W
54W電球B	311mV	145mV	46.6%	-	54W
36W電球C	197mV	107mV	54.3%	-	36W

SuperLED164灯	162mV	94mV	58.0%	30.5W	9.8W

電球形蛍光ランプ	340mV	171mV	50.3%	58.4W	12W	昼白色
SuperLED113灯	140mV	69mV	49.3%	27.1W	6.78W
NEO LED113灯	63mV	29mV	46.0%	15.1W	6.78W
55灯FLUXLED	32mV	22mV	68.8%	10.2W	5W前後	電球色
LED80灯電球	163mV	7mV	4.3%	30.7W
LED12灯電球	26mV	5mV	19.2%	9.3W	1W

まずまず実用的なレベルだと思う。
計測結果よりこの電球を 30W 相当の明るさを持つと認定する。


電球相当のワット数から LED の数を求めてみると
40W 相当で LED 305 個
60W 相当で LED 600 個 となる。
到底無理な数字だ。
これ以上の明るさとなるとやはり Power LED か?


というわけで購入のお勧めは SuperLED112灯(113灯)電球 又はSuperLED164灯電球 といったところ。
しかし、一般家庭では使い道がかなり限定される。
というのは形状が電球に比べてかなり大きいからだ。
我が家で電球が使ってある場所は トイレ、風呂場、洗面台、玄関 だがそのまま置き換えできるのは洗面台のみ。
それ以外のところは物理的に入らない。
外側の透明カバーを外せば実装できるところもあるが、カバーが LED基板の固定もかねているので外すわけにはいかない。
そこで今考えているのが透明カバーを緑色の部分から切り取るという方法。


予算があるなら国産メーカーのものが良いかもしれない。
そして、機会があれば国産メーカーのものも比較してみたい。


測定器:照度計もどき(マルチメータ[TKPH6A]+OptoSupply[OSYL5161P])
測定方法:トイレの中

LED電球 (10)2009年09月03日 23時38分49秒

Super LED164灯電球
Super LED164灯電球についてその後


1時間位連続点灯してみた。
結構熱を持つ。
放熱についてはあまり考慮してないようなので心配といえば心配だ。 もっとも触れないほどではない。


内部の回路は従来とほぼ同じだ。
しかし、LED が増えたせいか電流が少し多く流れるようになっている。
こうしてみてみると他の LED 電球の内部構造が気になってくる。


探していると DL-L601N の分解記事があった。
もうひとつ LEL-AW6N/2 の分解
これらの電球は放熱も考慮されているように見える。
しかも、点灯するための電源は安直な方法ではなく DC に変換して使っているようだ。
従って、ちらつきなし?


次回、試作する時は私も DC でためしてみよう。