CQ-STARM (4) Raisonance Ride72008年04月25日 22時16分22秒

DFU File Manager / DfuSe Demonstration
Raisonance の[Ride7 & ARM Tools]をすこし使ってみた。
どんな感じかというと
●Ride7 のエディタで2バイト文字が使いにくい。
  (もともとサポートしてないのだろう)
●Code Start Address を簡単に変更できない。
  (現在はよく分からないのでスクリプトファイルを書き換えている)
●コードサイズ32kの制限がある
●新しいデバイスの追加方法がよく分からない。
  (Sim ディレクトリにデバイスを追加し、HFARM.XML にそのデバイスを登録してみたがうまくいかない)
●JTAG デバッガーは RLink しか使えない。
●ドキュメントを読んでないが特に問題なく使える。
  (操作方法は意外となじみやすい)


まだなれていないせいか手間取っている。


そして CQ-STARM への書き込み
まずコンパイルしてできた hex file を DFU File Manager で dfu ファイルに変換する。
次に DfuSe Demonstration で書き込むといった具合だ。
●コンパイル
●変換
●書き込み
と手順がちょっと煩雑
さらに、8000000 番地から書き込んでしまうと
USB ダウンローダーが消えてしまうので後は JTAG で再書き込みしなければならないらしい。


とすると JTAG 書き込み環境も用意しなければならない。
JTAG は以下のようなものがあった。
●WIGGLER-JTAG
●JTAGkey
●USB-JTAG
●USBprog
ここは例のごとく
部品の入手も容易なパラレル JTAG ということで WIGGLER-JTAG にしよう。
ソフトは H-JTAG が使えそうだ。


しかし、Ride7 からは RLink しか使えないようだ。


それにしてもコンパイラには頭が痛い。また増えてしまった。
HDDの中にこれだけ詰め込むと空き領域が極端になくなってしまう。
1つのコンパイラで全てのCPUに対応できればうれしいのだが...


サンプルのプロジェクトファイル LED toggle