Keil µVision4 + GCC (1) Device Database ― 2012年08月21日 20時53分41秒
µVision4 はgccのスタートアップを読み込んでくれないので Device Database に GCC 用デバイスを追加することにする。
メニュー / File の Device Database を選択すると右上図の画面が出てくる。
画面では既に、LPC1114、LPC2388、MB9BF618T を登録済みだ。
さて、デバイスは MB9BF618T で説明しよう。
①Vendor を Fujitsu Semiconductors 、Device は MB9BF618T を選択する。(すでに登録済みなので必要な部分のみ変更する)
②Vendor を Add Device GCC に変更する。(何でもよい。 Fujitsu Semiconductors の中に Device 名だけ変えて登録してもよい。)
③Family は ARM
④Device 名は MB9BF618T
⑤Description も変更なし
⑥Options は以下の通り変更
⑧一度 µVision4 を終了して再度立ち上げ Device Database を確認し登録できていなければ①から⑦を繰り返す。(何回かやっているとそのうち登録できる。)
⑨startup_mb9bf61x.s を C:\keil\ARM\GNU\Startup\Fujitsu\MB9BF610 にコピーする。(startup_mb9bf61x.s は以前作成した物。µVision3 では①~⑧までは必要なかった。)
これで新規プロジェクトを作成すると GCC 用の Startup が読み込まれる。苦労した割りに、たいして報われない結果だ。
環境:Keil MDK-ARM V4.53
+ GCC Sourcery CodeBench Lite 2012.03-56
メニュー / File の Device Database を選択すると右上図の画面が出てくる。
画面では既に、LPC1114、LPC2388、MB9BF618T を登録済みだ。
さて、デバイスは MB9BF618T で説明しよう。
①Vendor を Fujitsu Semiconductors 、Device は MB9BF618T を選択する。(すでに登録済みなので必要な部分のみ変更する)
②Vendor を Add Device GCC に変更する。(何でもよい。 Fujitsu Semiconductors の中に Device 名だけ変えて登録してもよい。)
③Family は ARM
④Device 名は MB9BF618T
⑤Description も変更なし
⑥Options は以下の通り変更
BOOK0=DATASHTS\FUJITSU\MB9BF610\MB9BF616S-DS706-00014-0v01-E.pdf("Data Sheet") CPU=IRAM(0x20000000-0x2000FFFF) IRAM2(0x1FFF0000-0x1FFFFFFF) IROM(0x00000000-0x000FFFFF) CLOCK(4000000) CPUTYPE("Cortex-M3") FLASH="C:\Program Files\Fujitsu\FUJITSU USB DIRECT Programmer\flash.exe"() FLDLL=UL2CM3(-O207 -S0 -C0 -FO7 -FD20000000 -FC800 -FN1 -FF0MB9BFx08_1024 -FS00 -FL0100000) MON=SARMCM3.DLL("-MPU") TCM.DLL("-pCM3") REGFILE=mb9b610t.h("Fujitsu\MB9BF610") SFILE="GNU\Startup\Fujitsu\MB9BF610\startup_mb9bf61x.s" ("Fujitsu MB9BF610 Startup Code") SIM=SARMCM3.DLL("-MPU") DCM.DLL("-pCM3") SVD=SFD\Fujitsu\MB9BF610\MB9BF618T.SFR⑦Vendor を選択して Add ボタンをクリックする。新規作成した Device を選択して Update をクリックする。
⑧一度 µVision4 を終了して再度立ち上げ Device Database を確認し登録できていなければ①から⑦を繰り返す。(何回かやっているとそのうち登録できる。)
⑨startup_mb9bf61x.s を C:\keil\ARM\GNU\Startup\Fujitsu\MB9BF610 にコピーする。(startup_mb9bf61x.s は以前作成した物。µVision3 では①~⑧までは必要なかった。)
これで新規プロジェクトを作成すると GCC 用の Startup が読み込まれる。苦労した割りに、たいして報われない結果だ。
環境:Keil MDK-ARM V4.53
+ GCC Sourcery CodeBench Lite 2012.03-56
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