TRZ1104A (8) Keil µVision4 + GCC で動かしてみる (MicroBuilder LPC1114ReferenceDesign)2011年05月09日 20時38分01秒

MicroBuilder LPC1114ReferenceDesign Code Base
TRZ1104A は、もうやめようと思いつつまた動かしてみた。MicroBuilder LPC1114ReferenceDesign CodeBaseは µVision4 を使わないなら make 一発だ。しかし、ここでは根気よくプロジェクトを作成していく。ディレクトリが細かく分かれているのでソースを拾い集めていくのが大変だ。そして、やっとのことでエラーもなくリンクできた。
しかし、何かおかしい...
Build target を実行すると毎回コンパイルするファイルがある。ソースもヘッダーもコンパイルオプションも変更して無いのに....
それどころか変更したファイルのオブジェクトが更新できて無い場合もある。前からおかしいと思っていたがファイルの数が多いので目立ってしまうのだ。それではと、make を実行してみる。ついでに CodeLite も、こちらの方は特に問題ないようだ。これって µVision4 が悪いのではなくパソコンに不具合があるのだろうか?


ま、深くは追求するまい。


そうそう、コンパイルして実行するといきなり右上のような画面になる。コマンドを付け加えれば簡単なモニタになりそうだ。


µVision4 Build わかったこと:
1.ソースに include する file がない場合毎回コンパイルする。
2.ソースに include する file が標準ヘッダだけの場合毎回コンパイルする。
3.ソースに include する file が WorkSpace 内にあって Include Paths が設定してない場合毎回コンパイルする。
  #include ”.\sys\my.h” (この例では sys の path を指定していない場合。)


以前から依存関係がおかしいと思っていたがこれはどう見ても手抜きだろう。MDK-ARMの場合こんなことはないので、もしかすると以下のオプションが働いているためかも知れない。でも、gcc には使えないようだ。
-o ".\*.o" --depend ".\*.d"


環境: TRZ1104A(LPC1114) + Keil µVision4 + GCC
参照:LPC1114ReferenceDesign