FRK-SH2A (5) 問題点 (2)2010年05月07日 21時17分54秒

1.2Vが出てこない
付属SH-2Aマイコン基板(FRK-SH2A)の解決していない問題点について考えてみよう。
まずはハード的な問題だ。

●電源投入しても 1.2V だけが立ち上がらない場合がある。

この原因となっているのが ISL9021IRUWZ-T だ。
低損失型のレギュレータで
出力電圧:1.2V
出力電流:250mA
という仕様だ。

さて、これが動かない原因を列挙してみると
1.Enable Control が OFF
2.過電流保護 260mA
3.サーマルプロテクト 145°
4.逆バイアスプロテクト

(1)3.3Vに接続してあるのでこれは無いだろう。
(2)瞬間的には危ないところまでいくかもしれないが、セーフだと思う。
(3)熱は持ってないのでこれも大丈夫。
(4)出力コンデンサの合計が30μF程度になる。これか?

逆バイアスプロテクトだと予想をつけてみる。
さしあたりショットキダイオードD1とD2を入れてみる。

しばらく様子を見てみよう。

もしかすると ISL9007 にも同じ処置が必要かもしれない。

ルームランプ (6) T10x31mm 1W LED (4)2010年05月07日 22時06分11秒

T10x31mm 1W LED
点灯しなくなった T10x31mm 1W LED を分解してみた。
分解した状態で12Vを加えてみる。

点灯しない。

さて、どこが問題なんだ?

まず抵抗を見てみよう。

あれ!
R2が180Ωになっている。
これでは暗いわけだ。
抵抗はかなりいい加減のようだ。

両端の電極までは簡単に分解できるが、ここから先が難しい。
抵抗を押したり引いたりしているうちに「ピカッ」と一瞬点灯した。
LEDは生きているようだ。

でも、どこをどうすればよいのかわからない。
手も入らないし、半田ごても入らない。
困ったものだ。


しかし、よく考えてみると、この抵抗値で34mAはおかしいことに気が付いた。
回路構成が最初に分解したものと異なるようだ。
T10x31mm 1W LED






写真を注意深く見てみると
並列と直列の違いが見て取れる。
T10x31mm 1W LED