ルームランプ (3)2009年11月24日 23時34分34秒

LED ルームランプがさらに増えた。


ひとつはメーカー不明
T10x31mm 5050 LED 6発 ホワイト \380 なり。
5050 LED 6
T10x31mm 5050 6LED


もうひとつもメーカー不明
T10x31mm 1W LED ホワイト \490 なり。
1W LEDこれは内部回路がどのようになっているのか分からない。


全てメーカー・型番共に不明だ。


さっそく例の照度計もどきで測定してみる。
過去の計測データも併記しておこう。
品名			計測値	消費電流		価格	備考
Toshiba A12V8W		766mV	618mA/12.86V	\100	電球
SUPER SMD 6LED		738mV	35.0mA/12.86V	\320	3528x6
5050 LED 6		1326mV	69.8mA/12.86V	\380	5050x6
1W PowerSMD		175mV	34.3mA/12.86V	\490	最初
1W PowerSMD		704mV	73.9mA/12.86V	\490	2時間経過後
SUPER SMD 9LED		665mV	41.4mA/12.86V	\790	3528x9

1W PowerSMD が二つ書いてあるのは上のほうが最初の測定。
下のほうが2時間ぐらい経過してから測定したデータ。


なぜ二回測定したかというと
予想以上に暗い 1W PowerSMD にがっかりして、点灯したまましばらく放置していた。


消灯しようとして明るさの変化に気づいた。
こんなに明るかったっけ?
明るさも、消費電流もまったく別物だ。
原因は分からないが途中から明るくなったらしい。
そして、LEDもかなり熱を持っている。


長時間点灯するとLEDの寿命を縮めそうだ。
そのためにこの形状らしいがそれでも放熱性能は不足しているように感じる。


もうひとつの 5050 LED6 これは際立って明るい。
形状も独特で放熱も考慮されているようだ。
しかし、それでも結構熱を持つ。
ところで、5050 LED 6 は少し変わっていて極性を気にする必要がない。
ただ、一度取り付けてしまえばそれも関係ないが...


この中からひとつ選ぶとするとかなり微妙になってくる。


明るさで選ぶなら文句なしにこれ
5050 LED6


コンパクトさで選ぶなら
SUPER SMD 6LED か 1W PowerSMD


価格で選ぶなら
SUPER SMD 6LED か 5050 LED6


難しい、SUPER SMD 9LED 以外ならどれでもいいといった感じか?


最初に除外するとすれば当然 SUPER SMD 9LED
[一番暗くて高価、面積もとる]


次に除外するとすれば 1W PowerSMD かな
[消費電流が多くて熱を持つ、明るさはほどほど(ただし、作りは一番しっかりしている)]


測定器:照度計もどき(マルチメータ[TKPH6A]+OptoSupply[OSYL5161P])
測定方法:測定方法

ルームランプ (2)2009年11月19日 21時25分26秒

ROOM LAMP
ルームランプを交換する前に明るさを測定しておこう。


オリジナルのランプは(Toshiba A12V8W)
12V8W T10×31mm だった。
ということは1個あたり0.6A。
室内灯は4個あるから、ドアを開ける度に2.4A流れることになる。
バッテリーにも少々ダメージがありそうだ。


交換する LED ROOM LAMP はメーカー不明
T10x31mm SUPER SMD 6LED白色 \320 なり。
LED ROOM LAMP SMD6LED


もうひとつもメーカー不明
T10x31mm SUPER SMD 9LED白色 \790 なり。
LED ROOM LAMP SMD9LED


いずれも高く買いすぎた気がする。
もう少し安いところを探すべきだった。


さっそく例の照度計もどきで測定してみる。
品名			計測値	消費電流		価格	備考
Toshiba A12V8W		766mV	618mA/12.86V	\100	電球
SUPER SMD 6LED		738mV	35.0mA/12.86V	\320
SUPER SMD 9LED		665mV	41.4mA/12.86V	\790

予想外で6LEDのほうが明るかった。
使ってあるLEDは同じもののように見えるので流す電流の差だけだろう。
これは値段からいっても SUPER SMD 6LED がお勧めだ。
しかし、LEDの光は広がりに欠けるので局所的に明るい気がする。


実用的にはどちらを選択しても問題ないようないだろう。
どちらかというと周囲に明かりが漏れないという点ではLEDのメリットが生きてくる。


最初の写真は左が A12V8W 右が SUPER SMD 6LED


カー用品 LED LAMP
LEDランプ 亀石屋
BRM21
Beat-Sonic
IPF
ファブレス
アークトレーディング
ラブロス
テクノミューコン
ピースコーポレーション
イーリバース
秋月電子通商
A-MASH-BRIGHT
エール電子


測定器:照度計もどき(マルチメータ[TKPH6A]+OptoSupply[OSYL5161P])
測定方法:測定方法

ルームランプ (1)2009年11月18日 22時02分45秒

ルームランプ
知人が車のルームランプをLEDに変更していた。
結構明るい感じだ NSPWR70CSS-K1 を2個と LM317 の組み合わせだそうだ。
電流を50mA流している。


私もやってみたくなった。
でも自作は面倒だ
探しているとちょうど良さそうなのがあった。
値段も手ごろな \320
ROOM LAMP
明るいのか暗いのかは分からない。
とにかく取り付けてみよう。


ところがルームランプをどうやって交換したらよいのか分からない。
とにかく見た目には外れそうなところがないのだから。


自動車のマニュアルに載っているかと思ったが、ここにも記載されていない。
どうやら最近はランプの交換も「自分ではやるな!」ということらしい。


ならばインターネット...
しかし、交換前と交換後の写真しか見当たらない。
交換方法は?


結局自分で考えながらやるしかないのか?
隙間を作ってマイナスドライバをねじ込む。
プラスチックのカバーが弓なりになるが外れそうにない。
割れてしまわないかと、どきどきだ。


おいおい、こんなに難しいの?


もう少し強い力を加えてみる。
バキ、バキと音を立てながら
プラスチックの小さな破片が飛び散り、やっとカバーが外れた。
もう、プラスチックの部品が傷だらけだ。


中を見ると T10×31mm タイプのランプが見える。
やっとここまできた。

LED電球 (16)2009年09月29日 23時46分20秒

トライアック調光対応 LM3445
使えそうなICを見つけた。
もっとも、誰でも知っている事なのかもしれないが


トライアック調光に対応したLEDドライバというものだ。
National Semiconductor の LM3445 LM3445 TRIAC Evaluation Board


以前の LED電球 (14)に比べると部品点数がかなり多くなってしまう。
調光対応でなくてよいならこちらの方が良さそうだ。


Arrow Electronics社によるLM3445の評価で good job といっていたのが印象的だ。

LED電球 (14)2009年09月15日 23時57分36秒

LED電球点灯回路
LED電球の点灯回路を作成してみた。


コンデンサで電流制限してダイオードで整流する方式よりは少しましかもしれない。


入力電圧: 100V
定電流駆動: 50mA
駆動LED数: 8個ぐらい


50mA 程度ならパワーLED もさほど熱を持たないだろう。
これも一度試してみたい。

LED電球 (10)2009年09月03日 23時38分49秒

Super LED164灯電球
Super LED164灯電球についてその後


1時間位連続点灯してみた。
結構熱を持つ。
放熱についてはあまり考慮してないようなので心配といえば心配だ。 もっとも触れないほどではない。


内部の回路は従来とほぼ同じだ。
しかし、LED が増えたせいか電流が少し多く流れるようになっている。
こうしてみてみると他の LED 電球の内部構造が気になってくる。


探していると DL-L601N の分解記事があった。
もうひとつ LEL-AW6N/2 の分解
これらの電球は放熱も考慮されているように見える。
しかも、点灯するための電源は安直な方法ではなく DC に変換して使っているようだ。
従って、ちらつきなし?


次回、試作する時は私も DC でためしてみよう。

蛍光灯 (1)2009年08月30日 09時55分57秒

Fluorescent Ballast
最近照明関係が続いている。
今回は蛍光灯だ。
普通の蛍光灯と少し違ってちらつきのない電子点灯方式。


これは以前作ったもので 10W ~ 20W 用のもの。
ちらつきが無いというより少ないといったほうがよいかもしれない。
この方式は瞬時に点灯するのはいいのだが、明るくなるのに時間がかかる。
測定したことはないが、およそ2~3分位か?


スイッチ を入れて風呂に入っても暗い中でしばらく過ごさなければならない。
トイレなどは明るくなる前に用が済んでしまう。
ただし、一度明るくなってからはスイッチを ON/OFF しても瞬時に明るくなる。
このあたりの仕組みはよくわからないが、この照明も家族には不評だった。


そこで今回のプロジェクトは「スイッチを入れると瞬時に明るくなってちらつきのない照明」ということにする。
できるかどうかはわからない。

LEDナツメ球 (9) 照度計2009年08月26日 22時20分40秒

計測方法
私が必要な照度計は絶対値が必要なのではなく、比較するために使うので概略の値が分かればよい。


そこで、LED とマルチメータを使った超簡易型にする。
LED をフォトダイオードとして使うので後はマルチメータさえあればよい。
どちらも手元にあるのですぐにテストできる。
もっとも比較するのに十分かどうかはこれからテストしてみる。


比較するのは


①LDT-01D  LED1灯橙 \105 シ○ク
②LDT-01W  LED1灯白 \105 シ○ク
③型番不明橙 LED1灯橙 \105 ダ○ソー
④LE3-OR   LED3灯橙 \250 ヤ○ワ
⑤型番不明改造 LED4灯橙 \105+20*4 ダ○ソー改
⑥ナツメ電球   5W電球  \60 Panasonic


以上6種類


ではさっそく計測してみる。
計測方法は外から光が入らないよう LED にラップの芯をかぶせ、それに電球を直接当てる。
ラップの芯の長さは 230mm
LED は OptoSupply の OSYL5161P
マルチメータは TKC の TKPH6A


①4mV
②9mV
③25mV
④8mV
⑤49mV
⑥58mV


使えるじゃないですか!!


まず、①と② 同じメーカーながら橙と白では倍くらい明るさが違う。
その②白と ④ 3LED がほぼ同じくらい。
目の感覚とだいたい一致する。


次に③、 1LED ながら他とは明らかに明るさが違う。


最後は⑤と⑥、改造すればほぼ電球と互角だ。
もし、白を使えば 4LED でも電球よりも明るいかもしれない。


うん、うん こんな簡単なものでも役に立つ。

LED電球 (4)2009年08月24日 21時37分35秒

LED113灯電球
LED113灯電球/口金E26 を手に入れた。
¥1800なり
仕様は不明、型番は 443 か?


予定より少し高くなってしまった。


しかし、今までのどの LED ランプよりも明るいのじゃないかという期待感がある。
なんてったって 113灯だ。


さっそく分解してみよう。
分解は簡単だ。
透明のカバーを反時計方向に回す。
つくりは少々雑な感じがする。
これもまたコンデンサのリードと口金がきわどいところにある。
分解するのはいいが再組み付けには注意が必要だ。


内部の回路は途中までしか分からない。
LED113灯電球 回路


ここから先は完全に分解しなければ、たどっていくことができない。
分からないのは113個のLEDと47Ωの抵抗と120Ωの抵抗の接続だ。
そのうちばらしてみよう。


しかし、最初の頃からすると方向が変わってきたような気がする。
今は、自分で作ったり改造したりする気がなくなってしまっている。

LEDナツメ球 (6)2009年08月16日 23時28分22秒

LEDナツメ型電球改 4LED
さて、改造方法をもう一度考えてみる。
LTSpice SwitcherCAD IV でシュミレーションだ。


まず 1LED から始めて、LED を直列に増やしてみる。


1 - 10 LED


電流はほとんど変化しない。
そうであれば点灯効率?の点からもブリッジ後に直列接続方式が良い。
以前考えたように整流と点灯を兼ねると能率が悪くなってしまう。
改造方法変更だ。ブリッジ後直列 LED 方式にする。


一番簡単なのは 3LED タイプの LED を高輝度タイプに変更することだ。
次に、空中配線で多 LED に挑戦してみよう。