SH/H8 用フラッシュライタ (20) H8ライター 0.38b32010年10月24日 21時02分02秒

H8 Writer Ver.0.38b3
H8ライターのバージョンが上がっていた。
「USB <-> シリアル変換ケーブルを使用した場合、転送が遅かったのを修正」
ということなので試してみたくなった。


測定条件
CPU基板    AKI-SH2/7045F
ファイルサイズ mot file 176,166byte
シリアルポート AKI/USB-RS232
時間計測はストップウォッチ
H8Writer	0.38b3	23.68秒

参考までに
h8flush		3.7	27.53秒
fw		2.6	46.03秒
fdt		4.02	78.40秒
H8Write Turbo	2.2	82.94秒
H8Writer	0.36	83.72秒	

これは驚きだ。
ここまで早くなるなんて...


h8flush を抜いて最速になってしまった。


  7045_F286_P1152.mot

  

  (7045_F286_P384.MOTのボーレートだけを115200に変更)


参照: H8ライター + H8工作 + PIC工作

TRZ1002H (9) USB-Blaster化2010年06月07日 20時50分33秒

CQ-FRK-FR60 に続いて TRZ1002H(H8SX/1655) も USB-Blaster化 するソフトが公開されていた。
そのうち FRK-SH2A(SH7262) も USB-Blaster化 されるかもしれない。


さて、話は変わるが FRK-SH2A も TRZ1002H も 一部の入力端子が未処理のままだ。
何とかしたいが部品も半田付けも必要だし...
如何ともしがたい。

SH/H8 用フラッシュライタ (19) H8ライターの書き込み制御ファイルをコンパイルする(3)2010年05月03日 09時24分12秒

SHC
トラ技 2001,06月号付録CDのコマンドライン版コンパイラでコンパイルする件
調べてみると環境変数の設定が間違っていた。

SHC_INC:システムインクルードファイル格納ディレクトリ
SHC_LIB:実行ファイル格納ディレクトリ
SHC_TMP:テンポラリファイル格納ディレクトリ

となっており、SHC_LIB は bin ディレクトリを指定しなければならないのだった。

ああ!
なんてことだ。
やはりドキュメントは読まなくちゃ。

ちなみにトラ技 2002,03月号付録CDのコマンドライン版コンパイラ H8 用は
環境変数をセットしなくても大丈夫だ。
念のため記録しておこう。
CH38:システムインクルードファイル格納ディレクトリ
CH38TMP:テンポラリファイル格納ディレクトリ
となっている。

H8で学ぶマイコン開発入門2010年04月20日 22時16分08秒

こんなのがあったのでメモしておこう。

これ以外にもたくさんある。
知らなかった。
しかし、なかなか見る気にはならない。
表示が遅すぎる。


H8で学ぶマイコン開発入門
イチから作って丸ごと学ぶ! H8マイコン道


参照:組み込みソフトウェア/ハードウェア開発 [@IT MONOist]

SH/H8 用フラッシュライタ (18) H8ライターの書き込み制御ファイルをコンパイルする(2)2010年04月10日 20時43分43秒

前回、H8ライターの書き込み制御ファイルをコンパイルする件はうまくいかなかった。


ならば、環境を変えてみよう。
今回テストするのは
SuperH RISC engine Standard Toolchain (V.9.0.3.0)


まず、パスと環境変数をセットする。
set PATH=%PATH%;C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\Renesas\Sh\9_0_3\Bin
set shc_lib=C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\Renesas\Sh\9_0_3\Bin
set shc_inc=C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\Renesas\Sh\9_0_3\Include
set shc_tmp=C:\Program Files\Renesas\Hew\Tools\Renesas\Sh\9_0_3\Ctemp

makesrc.bat を実行。
7045_v.src ができている。
問題ないようだ。
makesrc.bat の中身は
shc  -CPU=SH2 -abs16=all -CODE=ASMCODE -NOLIST 7045_v.c

次にアセンブル・リンク
makemot.bat を実行する。
7045_v.mot ができている。
これも問題ないようだ。
しかし、実行アドレスが0になってしまう。
これはまあ、いいことにしよう。


makemot.bat の中身は
asmsh 7045_V -CPU=SH2
OPTLNK -SUB=link.sub 
LINK.SUB の中身は
OUTPUT 7045_v
INPUT  7045_v
LIST
FORM   stype
START  P,B/0fffff000
EXIT



結局、トラ技 2001,06月号付録CDのコマンドライン版コンパイラの環境でのコンパイルは断念して
SuperH RISC engine Standard Toolchain (V.9.0.3.0) の環境で動かすことになってしまった。
それでも、動いたのでよしとしよう。


環境: SuperH RISC engine Standard Toolchain (V.9.0.3.0)
参考: H8ライター + H8工作 + PIC工作

SH/H8 用フラッシュライタ (17) H8ライターの書き込み制御ファイルをコンパイルする(1)2010年04月09日 22時51分37秒

かねてから気になっていた H8ライターの書き込み制御ファイルをコンパイルする件。
もう一度やってみよう。


まず用意するもの
・トラ技 2001,06月号付録CDのコマンドライン版コンパイラ
・ヘッダーファイル
 7040s.h
・H8ライターの書き込み制御ファイルのソース(SH7045)
 7045_V.C
 LINK.SUB
 MAKEMOT.BAT
 MAKESRC.BAT


ソースの中に MAKESRC.BAT があるので実行してみる。
Illegal environment variable
Illegal environment variable
環境設定ができていないようだ。
環境変数を設定してみる。
set SHC_LIB=C:\CQ\SH\lib
set SHC_INC=C:\CQ\SH\include
set SHC_TMP=C:\CQ\TMP\


もう一度実行
Memory overflow
メモリが足りないのか?


さて、ここからが問題だ。


環境: トラ技 2001,06月号付録CDのコマンドライン版コンパイラ
参考: H8ライター + H8工作 + PIC工作

GCC Developer Lite (devkitARM)2010年04月06日 23時30分25秒

BestTechnology をのぞいてみると GCC Developer Lite が Version 2.3.2.1 になっていた。
ターゲットに H8/3069F,SH7125F が追加されている。


それともう一つ ARMGCC が GNUARM から devkitARM になっていた。
いつから変わったのだろう?
もとから devkitARM だったのか?
今となっては記憶があやふやだ。


参考: BestTechnology
     devkitPro

SH/H8 用フラッシュライタ (16)2010年04月02日 21時21分39秒

h8flush v4.1
Micro Embeded System が Ver2.5 r14 になっていた。
h8flush を見てみると v4.1 になって SH7216 が追加されている。


おそらく、次のターゲットは SH7216 なのだろう。
これは ROM 内蔵なので手軽に使えると思う。


参考: Micro Embeded System

KPIT GNU Tools (13) GNUSH/H8 v0601 Windows Tool Chain (ELF)2010年03月30日 22時32分25秒

Kpit GNUSH v0601 PG
SH/H8 の環境は今でも GNUSH/H8 v0601 Windows Tool Chain (ELF) を使っている。


古いバージョンなので最近の CPU はサポートされてない。
最新のバージョンを使えばいいのかもしれないが v0703 からプロジェクトジェネレータの形式が変わってしまい共存ができなくなってしまった。
それ以来、必要なデバイスのみ追加して使っている。
追加した主な CPU は
SH: 7083 7084 7085 7086 7124 7125 7211 7243 7285 7286
H8: 1653 1655 1658 1663 1664 1668 といったところだ。





GNUSH v0601 PG 追加ファイル
GNUH8 v0601 PG 追加ファイル





次に追加したいと思っているのは
sh7214、sh7216、sh7262、sh7264、sh7730、sh7731





環境: (HEW Version 4.06.00.047) + (KPIT GNUSH/H8 v0601 Windows Tool Chain (ELF))
参考: KPIT GNU Tools and Support

TRZ1002H (8) PROG_02_USBCOM (2)2010年03月22日 23時25分54秒

New Project
前回、付録CD の中のサンプルを HEW + KPIT GNUH8 v1001 で動かそうとして失敗した。
すっきりしないのでもう一度挑戦だ。
今回は、しっかりメモを取りながら進めよう。


1.hew のプロジェクトジェネレータから h8sx1655 のプロジェクトを作成する。
  Select Options:Make integers 32bits wide にチェックを入れる。
  Select library:Newlib にチェックを入れる。
  Library type:Pre-Built にチェックを入れる。
2.プロジェクトジェネレータで自動的にできたソースを全て削除する。
ソースを全て削除
3.CD のサンプルプロジェクト PROG_02_USBCOM の中のソースをコピーする
  PROG_02_USBCOM\src
  PROG_02_USBCOM\src_api
  PROG_02_USBCOM\src_sys
  PROG_02_USBCOM\src_usb
サンプルプロジェクトの中のソースをコピー
4.作成した Project にソースを追加する。
Project にソースを追加
5.C/C++ Category:Source - Include file directories を設定する。
  $(PROJDIR)\
  $(PROJDIR)\src_api
  $(PROJDIR)\src_sys
  $(PROJDIR)\src_usb
Include file directories
6.Link/Library Category:Other - User defined options:
  -e _start を -e _EXC_RESET に変更
User defined options:
7.start.S の89行を変更
  mov.l #_stack_user_end, er7 を
  mov.l #_stack, er7 に変更
stack


これで終了。
前回も同じことをしたと思っているのだけど...


・ビルド
・fdt で書き込み
・reset
  LED が点滅している。(ここまでは同じ)
・ターミナルを接続し key 入力
  文字列が表示される。


今回はうまくいった。
ほかのプロジェクトもおそらく同じ手順でうまくいくだろう。


環境: (HEW Version 4.06.00.047) + (KPIT GNUH8 v1001 Windows Tool Chain (ELF))